たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論 その3

関東や東北以外のほとんどの地域で放送されている超人気番組のDVD化。

「国防スペシャル」「沖縄集団自決問題」「今こそ国益を問え!」の三本。

ほぼノーカットの編集で2枚組みで4時間以上のボリュームだが、あまりの内容の濃さに一気に観ても長さをあまり感じない。それどころかもう終わってしまうのと感じるぐらいだ。

「今こそ国益を問え!」では櫻井よしこ(フリージャーナリスト)をゲストに迎え国益とは何かを問う。

この人は物腰が柔らかだが厳しい意見を笑顔でさらりと言い、話しが分かりやすく論理的でとてもチャーミングだ。皆が櫻井さんの意見をじっと聞いてる静かな委員会も珍しい。

このDVD収録当時の首相福田康夫は「あなた、友達の嫌がることをしますか?」などと言っていたが櫻井さんは「国と国との関係は友達づきあいと一緒ではない。」「あの方は勉強なさってないんじゃないかしら」とバッサリ切る。

特に印象に残ったのは中国の外交政策の話。江沢民は日本を分析し2つの外交政策を打ち出した。1つはアメリカを通じて日本を動かす。もう1つは日本は押せば引く国である。

これを聞いたときハッとした。確かに日本は押されれば引く。引いたらまた押される。この繰り返しの外交姿勢だ。これではどこまで譲歩しても限がない。「あなた、友達の嫌がることをしますか?」と言う意見がどれほど眠たい意見かが分かる。

もうひとつ印象に残ったのはフランスの哲学者が言った言葉らしいが「歴史を知らない人間は人間ではない」自国の歴史を知らない日本人は本当に日本人といえるのか?

日本の歴史、特に近代史にはいろいろな意見がありなかなかまとまらない。しかし何が問題かを知らない人はあまりにも多いのではないか?

そんなことを考えさせられる作品です。

おすすめ度:★★★★★  (最高は★5つ)

たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論(2枚組) [DVD]

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たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論 その2

関東や東北以外のほとんどの地域で放送されている超人気番組のDVD化。

「国防スペシャル」「沖縄集団自決問題」「今こそ国益を問え!」の三本。

ほぼノーカットの編集で2枚組みで4時間以上のボリュームだが、あまりの内容の濃さに一気に観ても長さをあまり感じない。それどころかもう終わってしまうのと感じるぐらいだ。

「沖縄集団自決問題」では高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)小牧薫(大江・岩波沖縄戦裁判支援連絡会事務局長)恵隆之介(ジャーナリスト・元海上自衛官)の三人をゲストに沖縄に集団自決があったかなかったかを問う。

「鉄の暴風」と呼ばれるぐらいのすさまじい攻撃を受け、本土防衛の盾となり軍人、住民合わせて20万人の死者を出したと言われる激戦があった沖縄。

戦後も米軍基地のほとんどがこの地に集中し、本土復帰も昭和47年、これだけの重荷を背負ってもらった沖縄に対して本土の人間はどれほど感謝の念があるだろうか?

集団自決はやはり軍の関与はあるが強制はなかったと思う。国民の生命や財産を守る軍隊が国民を殺す命令を出したのであれば、軍自らの存在価値がなくなってしまう。当時の空気としては鬼畜米英に捕まって殺されるよりは自ら死を選ぶほうが自然な考え方だったのではないか。

住民のほうから殺してくれと願い出た人もいる。当時の日本人は「恥」の意識が今の日本人そして諸外国と比べても高いと思う。良くも悪くもそれが日本人らしさであり、潔い死に方だったのではないか。

この議論のときにいつも疑問なのは、今裁判では「軍命令はなかった」となっているがもし仮にあったとしたらこの人たちは米軍と日本軍のどちらが許せない存在なのだろう。

何度も映像で見たことあるが、壕に隠れる人々を軍人か民間人かも分からないのにすべて火炎放射器で焼き殺すやりかたは明らかに国際法違反ではないか。アメリカは無差別爆撃や原子爆弾投下などの民間人大虐殺をいくつもしている。

この責任を問わずして、国内の問題だけを追及する人たちの視野の狭さはなんだろうか?

おすすめ度:★★★★★  (最高は★5つ)

たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論(2枚組) [DVD]

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たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論

関東や東北以外のほとんどの地域で放送されている超人気番組のDVD化。

「国防スペシャル」「沖縄集団自決問題」「今こそ国益を問え!」の三本。

ほぼノーカットの編集で2枚組みで4時間以上のボリュームだが、あまりの内容の濃さに一気に観ても長さをあまり感じない。それどころかもう終わってしまうのと感じるぐらいだ。

「国防スペシャル」では田母神俊雄(航空自衛隊 元航空幕僚長)松島悠佐(陸上自衛隊 元中部方面総監)川島純彦(海上自衛隊 元海将補)の三人をゲストに迎え自衛隊、田母神論文、自虐史観からの脱却、核武装論についてまでの討論をする。

さすがに皆さん国防のスペシャリストで話しがとても具体的で的を得ている。自衛隊は違憲だと言っている人や護憲派の人の意見は机上の空論で宗教と同じであることがはっきりと解る。

誤解が無いようにいっておくが宗教が悪いと言うのではなく、政治は宗教と違い信じるだけでは救われないということだ。

田母神さんの発言で「核を持ってない国は最終的に核を持っている国に従わざるを得ない」と言う発言はさすがによく的を得ている。軍事力は発言力。アメリカを見れば一目瞭然でアメリカの軍事力は他の国を圧倒している。

軍事ジャーナリストの井上和彦氏の「話し合いが好きな人たち」への軍事と外交の話しは笑えます。「お前ら言う事を聞かないとミサイルぶち込むぞと言うのが軍事力なのであって、あんたたちみたいに話し合いという武器を持って言う事聞かないと話し合うぞではよその国から馬鹿にされる」

そのとおり。ここまでいわれても意見を曲げない新社会党の人もある意味すごい!

おすすめ度:★★★★★  (最高は★5つ)

たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論(2枚組) [DVD]

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しんぼる

これは今までに読んだ本や、観た映画などの記録用のブログです。

第1回目は僕の一番尊敬する人物の映画からはじめたいと思います。

「世の中のことはすべてちんこから始まる」

松本人志らしい独特の感性で描かれたこの映画はたぶん人々の期待を裏切る作品だと思う。

感想を一言で言うと「よくわかん」だ。松本人志のコントなどを観ているとめちゃくちゃおもしろく腹がよじれるほど笑うこともあるが、「なんじゃこりゃ」とか「きもちわるっ」とか「どういうこと?」と思うこともある。

今回は「なんじゃこりゃ」の感想のほうが強く独特の世界へいってしまったなという感じがした。

これは決してつまらないということではない。思い返してみても笑えるシーンは多いし、もう一度見に行きたいとも思う。

ただ本人が言うように、主役は他の人でもよかったかなと思う。配給会社やスポンサーの関係で無理なのはわかるが、松本人志はリアクションの人ではなく発想の人だからだ。

今回の映画は前回の反省もふまえ、外国の人がみてもわかる作品を意識したとのこと。それによって松本の一番いいところで勝負していない映画になってしまった。トーク番組などでの言葉のもじりやいいまわし。そんなところからボケてくるの? という発想力が好きなのだが、普段の松本人志のキャラクターが強すぎて主役(パジャマの人)をどうしても松本としてみてしまう。こんな観かたをしてはいけないのだが「いつもと違うな」とか思ってしまう。叫びなどが途中からもういいってとも思ってしまう。

監督作品としての出来はよいが、主役としては適役とはいいがたい。せっかくオリジナリティーを武器に保険をかけずにやってきたのだから他の人を主役にしてほしかった。

こんな言い方おかしいかも知れないけど、なんだか痒い所に手が届くみたいな感じがする映画だなと思った。

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