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新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論〈3〉

小林よしのり氏の著書。サヨクと保守について考える。

日本は今国民が望むにしろ望まないにしろ日米同盟という名のもとにアメリカに守ってもらっている。これは名前こそ同盟だが一方的に日本がアメリカに寄り添って匿って貰っているとても対等な同盟ではない。日米同盟は冷戦下の共産主義との戦いには大変有効に機能した。しかし今ソ連は崩壊し、中国も経済は市場主義になった。この状況で日米の同盟はお互いの国益にかなっているのか。
サヨクの人は「沖縄に基地は要らない」「米軍は出て行け」という。保守の人たちはアメリカが守ってくれている限り日本は何もしないと言う。
どちらの意見にも共通しているのは大変無責任だということだ。サヨクの人たちは米軍がいなくなって一番喜ぶのは沖縄県民ではなく中国だと言うことに気づかないのか? 米軍を撤退した分、自国の軍隊でその戦力を埋めないと中国に間違ったメッセージを送ることになってしまう。アメリカには出てってほしいけど自国に軍隊は持たない。これではアメリカの属国の次は中国の属国になるだけだ。
保守の人も余りにもアメリカべったりでアメリカ様さえいれば自国民は血を流さずして国土を守れるという。しかしアメリカはあくまでも自国の利益を守っているだけに過ぎない。イラク戦争も結局アメリカが中東の豊富な石油資源を確保したに過ぎず、そこに正義は何もない。だがわが国の首相は真っ先にアメリカ支持の手を上げた。そこに主義主張はなくただアメリカに追従するだけだ。
日本は先の大戦でまんまとアメリカの策略にはまり悪者にされたが、日本人はそのことをもう忘れている。アングロサクソンは歴史上繰り返し繰り返し同じ作戦を取る。ちょっかいを出し先に手を出させて正義を得て徹底的に叩き潰すという手法を。
誇りなき国家は滅びるか他国に支配されるかどちらかだ。あなたはどちらが幸せか。

おすすめ度:★★★★★  (最高は★5つ)

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論〈3〉

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