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たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論 その2

関東や東北以外のほとんどの地域で放送されている超人気番組のDVD化。

「国防スペシャル」「沖縄集団自決問題」「今こそ国益を問え!」の三本。

ほぼノーカットの編集で2枚組みで4時間以上のボリュームだが、あまりの内容の濃さに一気に観ても長さをあまり感じない。それどころかもう終わってしまうのと感じるぐらいだ。

「沖縄集団自決問題」では高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)小牧薫(大江・岩波沖縄戦裁判支援連絡会事務局長)恵隆之介(ジャーナリスト・元海上自衛官)の三人をゲストに沖縄に集団自決があったかなかったかを問う。

「鉄の暴風」と呼ばれるぐらいのすさまじい攻撃を受け、本土防衛の盾となり軍人、住民合わせて20万人の死者を出したと言われる激戦があった沖縄。

戦後も米軍基地のほとんどがこの地に集中し、本土復帰も昭和47年、これだけの重荷を背負ってもらった沖縄に対して本土の人間はどれほど感謝の念があるだろうか?

集団自決はやはり軍の関与はあるが強制はなかったと思う。国民の生命や財産を守る軍隊が国民を殺す命令を出したのであれば、軍自らの存在価値がなくなってしまう。当時の空気としては鬼畜米英に捕まって殺されるよりは自ら死を選ぶほうが自然な考え方だったのではないか。

住民のほうから殺してくれと願い出た人もいる。当時の日本人は「恥」の意識が今の日本人そして諸外国と比べても高いと思う。良くも悪くもそれが日本人らしさであり、潔い死に方だったのではないか。

この議論のときにいつも疑問なのは、今裁判では「軍命令はなかった」となっているがもし仮にあったとしたらこの人たちは米軍と日本軍のどちらが許せない存在なのだろう。

何度も映像で見たことあるが、壕に隠れる人々を軍人か民間人かも分からないのにすべて火炎放射器で焼き殺すやりかたは明らかに国際法違反ではないか。アメリカは無差別爆撃や原子爆弾投下などの民間人大虐殺をいくつもしている。

この責任を問わずして、国内の問題だけを追及する人たちの視野の狭さはなんだろうか?

おすすめ度:★★★★★  (最高は★5つ)

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