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ブレない生き方

田母神俊雄元航空幕僚長の著書。今の政治家はなぜすぐに意見がぶれるのかを考える。

物事には目標というものがあり、それに向かって努力し進んでいくものである。
政治家の目標。それは言わずもがなだが国益を確保することである。しかし戦後政治を引っ張ってきた自民党は社会党からの追及にいつも少し左よって解決してきた。そしてまた問題が起きると前回左に寄った基準からまた少し左によって問題を解決する。こうして自民党は保守政党ではなくなってしまった。
これは海外からの抗議に対しても同じ解決の仕方をしている。抗議されたら相手側の意見に寄って解決する。また問題が起きたらまた相手側の意見に寄って解決する。
日本が海外からなめられ始めたのは「ダッカ日航機ハイジャック事件」からだという。この事件はパリ発日本行きの航空機を日本赤軍にハイジャックされバングラディシュのダッカに着陸させられた。犯人は日本で服役中の仲間6人の釈放と身代金600万ドル(当時のレートで16億円)を要求してきた。日本政府の対応は犯人側の要求をすべてのみ身代金を払い、服役中の6人を釈放した。服役中の6人を釈放する権限もないのに。
このときの総理大臣が福田赳夫首相でご存知福田康夫元首相の父だ。「人命は地球より思い」という迷言とともに超法規的措置をとり、国際社会から「よくやった」と言われるわけがなく、テロに屈したと非難を浴びた。
これは日本は脅せば要求を呑む国だと周辺諸国は理解しただろうし、実際にこの時期ぐらいから中国は国内問題に注文を付け北朝鮮は日本人を拉致し始めた。
国益を守るという考えがしっかりしていればこの決断はなかったと思う。ブレる→妥協する→ナメられる! の典型的なパターンである。己の意思を貫け!

おすすめ度:★★★★   (最高は★5つ)

田母神流ブレない生き方

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